辺野古裁判の和解案受け入れ
やっぱりこのブログをやっている関係上、はずせない話が今日話題にあがりました。
政府と沖縄県が辺野古移設をめぐる裁判での和解案が受け入れられました。
とりあえずこれにより、辺野古新基地の工事はとりあえず中止、沖縄県と政府の協議が再開されることとなりました。
この和解案で辺野古の移設反対の運動している方々は一旦は盛り上がったことと思います。
和解案を受け入れる背景はいろいろ予測されますが、それは最後に。和解案が受け入れられる前の2月21日(日)、俺は国会前で行なわれていた辺野古移設反対デモに少し参加してきました。1時間弱くらいでしたが、ちょうど名護市長の稲嶺さんの演説も聞けましたし、東京の、特に国会前で開催されているデモの迫力を感じることができました。
辺野古反対の運動ということでジュゴンの風船カーや宣伝カーが周辺にあったり。
関東中の、運動団体が垣根を越えて参加*1していました。
その数約2万8千人!!
すごい熱意と迫力でした。先ほども書いたとおり、今回のデモには名護市長の稲嶺さんら、現地沖縄の方々も駆けつけていました。
そのなかで出ていたのが「沖縄差別」という表現でした。
戦で強制的に命まで奪われただけでなく、アメリカ軍の占領の時代には生活の地までも奪われた。それが本土復帰で改善されるどころか、むしろ本土から押し付けられ、日常的にも苦しめられているという状態を「沖縄差別」と称しているんだと思います。
決して他人事と思わずに関心を持ち、行動する。今回で言えば、それが辺野古への移設に対して反対の声を上げる。
という想いをみんな共有していたようでした。
そのかいもあって、和解案の受け入れがあったと俺は思いたいです。
政府の意図はおそらく参院選までのごまかしのような気もしますが、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思えるようになってほしいと思います。