辺野古の設計変更申請の問題~コロナ問題でも考えなきゃいけない米軍基地~
福島の話をする予定だったのに、4月21日にコロナの終息の目途もないままこんな記事が出ました。
政府が辺野古基地の建設のための変更申請を沖縄県に行なったというものです。
このブログでも何度も取り上げていることですが、辺野古基地は沖縄の民意を踏みにじった仲井眞元県知事と安倍政権によりごり押ししているものです。それに対して、沖縄の住民を中心にして、毎日、キャンプシュワブのゲートで座り込みをして抗議を行なっています。しかし、工事を強行するために警備だけでなく、警察まで動員して座り込み運動をしている人々を暴力的に排除しています。
しかし、工事を強行したことで多くの問題が発生しました。
・右翼やデマによる、誹謗中傷を本土の番組が「報道」*1として流す
・サンゴを移設したと豪語するも、そのサンゴの上にブロックを落とす
そして、今回の変更申請のきっかけになった問題である、
軟弱岩盤の発覚
もこの過程で発覚したものでした。
コロナウイルスの流行で外出自粛、一部を除いた店舗営業が制限、そして観光業への打撃リスクがあることを承知にした来県自粛要請をした沖縄に対し、その負担を継続させるような申請を行なったのが、21日に報道されたことでした。
自分も報道された概要を見ていましたが、そこで防衛大臣である河野氏の発言が流れていて、「沖縄県の理解を得て行いたい」との旨の話をしているのを見ていました。
「沖縄県の理解を得たい」
この言葉がいかに言葉だけの上っ面だけのものかは、これまでの政府の強行ぶりから見ても明らかです。
コロナウイルスで自粛を強制され、働くことにも制約が出ているにも関わらず、辺野古の工事は強行、しかも申請変更を自分らの都合で行う…。
政府はコロナだけでなく、基地工事でもまた沖縄を苦しめようとしていることになります。
民意無視しての強行…。
これはもうすでに日本本土でも現実になっています。
米軍基地は沖縄の問題…なんて他人事にできるようなものではないのです。
(まとまっていないので、編集をまた行うかもです。)